「縦横夢人」2019年秋号(No.26)
行事報告
食欲の秋に、明石の海岸で肉・肉・肉
愛媛頸髄損傷者連絡会 宇高竜二
左座骨部にガッポリできた褥瘡の皮弁術後、ほぼ順調に完治してちょうど丸5年・・・
再発予防に毎日気をつけていたが、生憎イベント当日の1週間ほど前に、縫合部分が皮膚剥離をしてしまい浸出液がにじむ状態に!
半ば参加をあきらめていたのですが、肉・肉・肉のチラシにそそられ、9月28日(土)朝8時に介助者さん二人に同行してもらい、普段の電動車椅子とは違い、ストレッチャーで、自家用車に乗り込み愛媛県を出発しました。
道中1度の休憩を挟みながら、約3時間ほどで兵庫県明石市大蔵海岸BBQ『ZAZAZA』側に到着しました。今回、ストレッチャーでの参加だったため、なるべく近くの駐車場に車を停めたいが、どこのコインパーキングに停めればいいか少々不安・・・主催の兵庫頸髄損傷者連絡会の方に電話をして一件落着(^-^;
駐車場からは、徒歩3分ほどでバーベキュー会場へ行くことができ、明石海峡大橋を一望できる絶好のロケーション!なんと、体温調節の苦手な頸損勢にはなんともありがたい屋根付きで直射日光から避けることができ、雨天でも何の問題もない立派な会場でした。
今回、わたしにとって初参加の兵庫頸髄損傷者連絡会主催のBBQ大会には、遠くは東京頸髄損傷者連絡会から菊地さんも参加されており、兵庫県以外からも当事者・介助者・ボランティア総勢65名ほどの沢山の方たちの参加で、今までの経験を超えるスケールの大きさに感動しました。
超大型テントの下には、テーブルが用意され、炭火焼きバーベキューコンロも準備万端!食材と飲み物が揃ったところで、兵庫頸損のスタッフが開会のあいさつ等を終えた後、出会えた仲間に乾杯!
各テーブルで肉・野菜・肉をボランティアの方たちが中心にお手伝いをしてくださり、焼きたての美味しいお肉や野菜を次から次へとお皿に取り分けてくれました。僕たちと一緒のグループに入ってくれた学生ボランティアさんとも、会話をする中で親しみが芽生え、ワイワイ笑顔の絶えない楽しい時間を過ごせました。優しい学生ボランティアの男性に、焼きたてのアッツアツのジューシーなお肉を、しっかり彼らの口元でフゥフゥ~(*  ̄)-3旦ε-( ̄ *)フゥフゥ~してもらえ、お箸で口元まで運んでくれ、火傷の心配もなく美味しく頂くことができました(笑)
自分自身がストレッチャーでの参加だったため、フットワークはいつもより鈍く、みなさんのテーブルには周れませんでしたが、逆に周りの皆さんが心配してくれ、ストレッチャー側まで来てくださり、頸損アルアルの終始褥瘡の予防法や対策についての話で盛り上がりました。
約4時間ほどの会でしたが、しっかり食べて、しっかり飲みながら参加者とお話をしていたら、あっという間にお開きの時間になりました。
最後は、明石海峡大橋をバックに参加者全員で記念撮影もしました!
楽しい時間を、ありがとうございました🙇