映画「生きていく」 ダイジェスト版

制作 ふとっちょの木(http://www.fattree.jp

競艇場でギャンブルをし、飲み屋で酔いつぶれる。
その男にとっては、特別なことではない。
たとえ人工呼吸器をつけていたとしても。

兵庫県尼崎在住の池田英樹(36歳)は27歳のときに、通勤途中で交通事故にあい、それ以来、首から下が動かず、呼吸は機械によって制御されている。
そんな英樹がヘルパーと1年がかりで北海道旅行を準備する。
事故当時の生きる気力を失っていた頃からは考えられない、呼吸器をつけて初の長期旅行。
夏の北海道の美しいロケーションの中で、両親やはじめてかかわるボランティアとともに喜びやトラブルを味わいながら、大地を駆け抜けていく。
達成感と喪失感を繰り返す生活の中で、人とかかわりながら、生きる力へつなげていこうとする英樹の2年間を見つめた作品。

2010年 日本 86分
出演 池田英樹
音楽 hatao 上原奈未 
監督・撮影・編集 神吉良輔
製作・著作 ふとっちょの木 
http://www.fattree.jp

カテゴリー: 人工呼吸器使用者 パーマリンク

映画「生きていく」 ダイジェスト版 への1件のコメント

  1. 大津慶子 のコメント:

    こんにちは 28年前まで東京頚損連絡会のボランティアをしていた理学療法士の大津と申します。子育てに入って頚損の会とは離れましたが、昨年、兵庫の会の会長さんとお話しして環境制御機器について聞きました。今日の授業でこの短いビデオですが、紹介しようと思っています。可能性への挑戦は大切です。そうADL授業で人工呼吸器を利用しているADLという90分授業をやっています。パクパクの会の平本 歩(ひらもと あゆみ)さんもスライド紹介します。家族やボランティア、有償介助の方たち、生活環境機器がその協力とあり方もまた
    大切な要素ですね。どのような条件下でも精神力を持続できる、その力を皆が知ることが大切です。可能性への挑戦は人間の最高の努力だと思います。私は今世界の構造と言うとてつもなく大きなことに心で挑戦しています。その答えは誰もが普通に生きれる社会を創ることなのです。可能性への挑戦を、平本さんは既に21歳でお父さんを亡くされていますが、頑張っておられるようです。お元気で快適な生活を続けるようにご努力を。

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