10月10日はアクセス行動の日
地域であたりまえにくらしたい!
2006年に施行されたバリアフリー法によって、1日乗降客数5000人以上の鉄道駅舎を中心としたバリアフリー化は一定前進しましたが、利用が増えるに伴い、情報保障や安全確保等、新たな課題が出てきています。一方で国の規定に満たない駅舎でのバリアフリーは進まず、無人駅化によって事前連絡を余儀なくされている現状があり、電動車いす利用者の航空機(原文は「空港機」)利用制限、ノンステップバスの乗車拒否等も起こっています。
関西においては各地域で乗車拒否や入店拒否など個別な事例に対してそれぞれの地域の団体が改善要求などに取り組んできていますが、昨年度に実施された「バリアフリー障害当事者リーダー養成研修」に関わった関西2府4県の各地域団体を中心に、「交通・アクセス課題に対する取り組み」「意見交換」を目的にゆるやかなネットワークを作っていくことになり、10月10日の「アクセス行動の日」に設立集会を実施することになりました。集会では、DPI日本会議より三澤議長をお招きした記念講演の他、近畿各地域からのレポート報告等を行います。
ぜひご参加いただき、交通アクセス課題をみんなで取り組んでいきましょう!
●日程:2012年10月10日(水)
●時間:13:00~16:45(受付 12:30~)
●会場:大阪市立・北区民センター(2F・ホール)
大阪市立・北区民センター地図
住所:大阪市北区扇町2-1-27
アクセス:地下鉄堺筋線「扇町」駅 2号-B出口北へ3分
JR環状線「天満」駅 西へ3分 北区役所隣
●定員:200人
●申込:9月28日(金)までにお申込みください。
●参加費:500円(※事前申込要)
*手話・点字・要約筆記が必要な方は申込み時にお知らせください。
●申込方法:以下に「連絡先(メールアドレス・FAX番号可)」を含めご連絡ください。
(担当:中村)
電話:06-6779-8126(障大連)
FAX:06-6779-8109
E-mail:nakamura500@e-mail.jp
※担当者不在の場合や、メール・FAXでお申し込みの場合は、後日折り返し連絡させて頂きますので連絡先も必ずご連絡下さい。
●当日プログラム(予定)
第一部:記念講演 三澤 了さん(DPI日本会議)
第二部:「地域でのアクセス・まちづくり活動の実践と課題」~関西の各団体より~
○滋賀:過疎地の交通問題 頼尊 恒信さん(CILだんない)
○京都:ホーム柵問題 宮川 泰三さん(JCIL)
○大阪:梅田鬼ごっこ 足立 誠さん(CILナビ)
○兵庫:peach航空とLCC 大久保 健一さん(西宮在住)
○帝産湖南交通バス問題 小泉 浩子さん・脇坂 洋一さん([仮称]帝産湖南交通に取り組むネットワーク)
第三部:「アクセス関西の取り組みについて」