事前参加申し込み期限 令和2年7月25日(日)
頸損連絡会会員の方は参加費を頸損連絡会で建て替えますので必ず事務局までご連絡ください。
兵庫県総合リハビリテーション・ケア研究大会は、様々な障害・困難な状況に対して、リハビリテーションやケアの関連職種・団体が当事者の視点を入れながらともに考えていく研究会として20年以上に渡って開催してまいりました。
昨年は、感染対策を十分に行う形での現地とweb配信によるハイブリッドで開催いたしましたが、令和3年度第23回大会も8月8日(日)に、兵庫県民会館けんみんホールにて、web参加併用のハイブリッドで開催いたします。
テーマにつきましては、「コロナ禍が我々の生活にもたらしたもの~障がい当事者の目線から考える~」として、障害当事者が目で見て肌で感じたこの一年間の総括となっています。
今回は兵庫県頸髄損傷者連絡会や兵庫県介護福祉士会、兵庫県介護支援専門員協会が中心となって、この何百年に一度の災厄と言えるコロナ禍の経験を障害当事者視点で集約し、多元的に分析します。障がい者や介護サービスのような、人と人が接するリハビリテーションやケアにおいては、コロナ禍は様々な制限をもたらしました。
どのような不都合起きたのか、どのように乗り越えたのか。解決されていないままかもしれません。一方webでの会合が一般的になることで、移動に困難さのある方の参加がしやすくなっていますし、リモート出勤が推奨されている中、環境制御やICTをすでに活用している障がい者にとっては、就労においてもそれらはすでにオーディナリー(普通の)なものであり、むしろアドバンテージ(有利性)を有していると考えることもできるのではないでしょうか。
環境の変化に柔軟に対応し、活動を維持することで、私たちは社会生活を保つことができます。リハビリテーション・ケアの領域は、障害とともに歩む。克服して活動する方々を応援する領域であり、常に様々な工夫が継続して行われています。危機に立ち向かう知恵と技術にあふれた場所であることを、今回の研究大会でもしっかり確認できると信じています。Webを含めて多くの方の参加をお待ちしています。
第23回兵庫県総合リハビリテーション・ケア研究大会
大会長 大串 幹
兵庫県立リハビリテーション中央病院 院長補佐
兵庫県リハビリテーション協議会 会長
プログラム
時間 | メイン: けんみんホール(9・10階) |
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9:30 | 受付 |
10:00~ 10:10 |
開会式 |
10:10~ 10:40 |
一般演題発表 |
10:45~ 11:45 |
特別講演 新型コロナウイルス感染症 に関する感染対策 |
11:45~ 12:30 |
昼休み |
12:30~ 13:30 |
報告 3団体アンケート報告 |
13:30~ 13:40 |
休憩 |
13:40~ 15:00 |
シンポジウム コロナ禍が我々の 生活にもたらしたもの |
15:00~ 15:10 |
閉会式 |