活動報告 自分の住む街を知ってる? ~明石市編~ 「縦横夢人」2020年秋号(No.30)

「縦横夢人」2020年秋号(No.30)2020年11月16日発行

活動報告
自分の住む街を知ってる?
~明石市編~

PDF 自分の住む街を知ってる? ~明石市編~

三戸呂 克美

はじめに

 私は現在兵庫県明石市に住んでいる。住み始めて18年が過ぎた。しかし、市内のことはよくわからないというのが現状だ。広報誌も月2回配られるが詳細まで目を通すこともなかった。
 明石市には市内在住の障害(身体、精神、知的)を持つ当事者で作る当事者会があり、当事者会の連合体として、「明石市障害当事者等団体連絡協議会」『通称:あすく(ASK)』がある。設立は2017年6月で、2020年4月現在、以下の団体で構成されている。

構成団体(順不同)

1.明石市身体障害者福祉協会 2.明石地区手をつなぐ育成会 3.明石市視覚障害者福祉協会 4.明石ろうあ協会 5.明石市肢体不自由児者父母の会 6.明石市難聴者の会 7.明石ともしび会 8.明石ピアポの会. 9.明石頸髄損傷者の会
「顧問」:(社会福祉法人)明石市社会福祉協議会
「ASK事務所」:明石市相生町2丁目7-12 
明石市勤労福祉会館 内

活動内容(主なものを抜粋)

1.相談事業:上記の障害者関係8団体(頸損会は含まず)が順番で市立勤労福祉会館1階の事務所で、各団体の会員が相談員となり、障害や引きこもりなどで悩む市民から相談を受ける活動を行っている。
2.交渉・要望書・請願書の提出:ASKの事業として実施した一例として、JR明石駅にホームドアを求める請願書を市議会に提出し全会一致の採択を受けた。市長も応援する、と、力強いお言葉をいただき、JR西日本に要望書を提出した。
3.各種イベントへの参加:B1グランプリの企画運営に携わり、お客さんでなく自分たち自らが裏方に回りイベントを盛り上げ、また会員に動員を要請し成功裡に一役買った。
 また、観光案内所開所式のような市主催のセレモニーに参加要請されて出席した。
4.会合:月に一度事務所で開催され、各団体の活動や連絡を報告し、現状の問題点や課題などを解決するために意見交換等が行われる。時間は午前10時から12時まで。

頸損連絡会との関わり
 2019(令和1)年12月に宮野事務局長が「明石市障害当事者団体連絡協議会」から講演を依頼された。その時、団体を代表する方から頸損連絡会も団体の構成員として入会をしてはと勧められた。兵庫頸損連にも明石市在住の会員がいるので、構成団体の一員として仲間に入ります、といった経緯がある。また、会の名称も「明石頸髄損傷者の会」として登録している。

地域での活動に活かす

 地域で活動するには個人の力では弱いが団体となれば大きな力となる。障害者に対する国の制度が変化しつつある今、大きく声を上げることが必要だ。頸損に特化した問題・課題の解決だけでなく、日常生活の場である地域での存在をアピールする場でもある。
 しかし、協議会に加盟することで行政からの依頼(お手伝い的な事)もあるが、同時に情報も入手でき会員にいち早く発信できるメリットもある。
 

最後に

 皆さんの周りにも地域を良くしようと活動しているグループや団体があると思います。その人たちと連携して、自分たちの生活向上の目的を達成させるためにも、行政との交渉を実施し住み慣れた地域社会の人々と共に歩み、障害の有無にかかわらず安心して暮らせる社会をつくる目標が達成できるよう共に頑張りましょう。


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