障害者差別禁止条例:長崎市でタウンミーティング 活発に議論 /長崎 – 毎日jp(毎日新聞)
以下は毎日新聞よりの転載です。
障害者差別禁止条例:長崎市でタウンミーティング 活発に議論 /長崎
◇29日、大村市でも開催
「県障害者差別禁止条例(仮称)」策定に向け意見交換するタウンミーティングがこのほど、長崎市であった。障害者や保護者、通訳などの支援をしている人など約70人が参加し議論した。29日には大村市でも開く。【蒲原明佳】
県議会連立会派(改革21、自民党、新生ながさき)が主催。来年2月定例会への条例案提出を目指している。条例は06年、全国で初めて千葉県が制定。障害を理由に問題が起きた場合は相談員ら第三者が間に入って話し合い、解決を目指す仕組みが特徴で、以後、北海道や熊本県など4自治体が制定している。
ミーティングでは▽障害があるとどんなことに困るか▽その時どんな配慮が必要か▽どんなことを差別と感じるか--を、約1時間半話し合った。ある母親は、子供が交通事故で体に障害を負ったため、学校をバリアフリーにしてほしいと求めたが「予算がないので他の学校に転校するよう」言われたといい「組合や議員が働きかけなくても、一般の親の意見が聞かれるべきではないか」と訴えた。また「障害者の家賃負担を下げたい。グループホーム用に公営住宅を福祉法人名義で借りられるようしてほしい」という福祉法人職員からの意見もあった。
大村会場は29日午後2~4時、同市富の原の郡コミュニティセンター。申し込み不要で誰でも参加できる。