映画「ここにおるんじゃけぇ」上映会&講演会 2013年3月10日(日)
上映会:13:00~
講演会:14:45~
「生きたい、したいことがいっぱい」
「二度と自分と同じ思いを持つ人が現れてほしくない」
佐々木千津子さんは、生後1週間で脳性マヒになった。二十歳のころ、コバルト照射による強制不妊手術を受けさせられる。
家族に囲まれて子ども時代を過ごした後、施設に入所した。しかし、そこでの生活では満足できず、障害者の自立を支援する団体「広島青い芝の会」に出会い、自立を実現。
その後彼女は、持って生まれた前向きな行動力を発揮しつつ、お茶目で自由奔放な生活を過ごしている。髪をショッキングピンクに染め、ジーバンをはき、広島カープの応援に通う。そして愛猫メイとの軽妙な会話・・・。
しかし、六十歳を超えた今、強制不妊手術の後遺症のため、声も出なくなってきて、身体の痛みも増してきた。それでもやりたいことがあると強い意思を持ち続けている。
この作品は、そんな佐々本千津子さんの日常を淡々と描いたドキュメンタリー。
●講師:下之坊修子(監督・映像作家)
●会場:キッピーモール6階 多目的ホール
●参加費:300円(障害者、高齢者は無料)
お問い合わせ Tel/Fax 079-567-1708
Eメール cilsanda@yahoo.co.jp
(お手伝いの必要な方は事前にお知らせ下さい)
<主催>自立生活センター三田
<後援>三田市
●たくさんの「生きる」というメッセージをもらったように思います。
●おふろのシーンで「ああ、この身体で生きてきて、今ここにいるんだ」と思った。
●感動物語と消費しないで、私に何ができるのか考えたいと思った。
●施設で働く職員として「それでも自立することでの、生きているという実感」という言葉が重く心にのしかかりました。
(試写会アンケートより)
URL http://www.terere.jp/kokonioru.htm
初めて人ごみを見ておったまげた。
誰一人として逆立ちしたり、
後ろ歩きをしたりせず
普通に歩いているのが
不思議だったんのさ
(エッセイ ちづ窓付録より)
監督プロフィール
1950年生まれ。ウーマンズスクールで映像を学ぶ。『離婚を選んだ女たちJ `99年
山形国際ドキュメンタリー映画祭、`00年金州1国際映画祭招待、『忘れてはじゅうない』
`05年ソウル女性映画祭、台湾女性映画祭招待
◆作品に関するお問い合わせ◆
<映像発信てれれ>
TEL/FA× 06-6644-3701
E― ma‖ eizoinfo@terere.io