縦横夢人2011年新年号(No.2)2011年1月1日発行
ポムハウス見学レポート
米田 進一
2年程前から年に3、4回のペースで、兵庫と大阪の人工呼吸器使用者同士で、交流会を行ってきました。毎回、情報交換していく中で「自分達にも協働作業的な物が出来ないか?」という一言から、大阪で人工呼吸器を使用しながら親元を離れて、シェアハウスで共同生活をしている人が居ることを知り、まずは見学をさせてもらい、今後のライフスタイルに役立ててみようと、去る10月28日に見学に行ってきました。箕面市の閑静な住宅街で、目の前が箕面警察署の、とあるマンションの一室がポムハウスでした。部屋の間取りは3LDKで折田涼さんと岸本彩さん、男女二人がルームシェアで満喫した生活を送っているということです。一室は宿泊体験が出来る部屋になっていました。介助者さんの話によると、現時点まで(1年4ヶ月)のライフスタイルに築き上げていくまでには、並ならぬ努力や苦労があり、介護者を募集してもなかなか見つからず、人手が足りないときは実家に戻ることも度々あるそうです。実際の私と言えば24時間はおろか、1日平均7時間だけのサービス利用で、ポムハウスの二人に比べると時間数や、ヘルパーの確保にも全く足りないと実感しています。今現状で住む地域によりサービス内容や受給時間数の差がありすぎて、安心して暮らすにはまだまだ考え直さなければならないことがたくさんあります。ポムハウスで学んだことを参考にし、自分達の生活スタイルに活かしたいと思います。
・今後の集まる計画として
-第7回12/9(木)→ボウリング交流会 ポムハウス見学の報告
-第8回3/10(木)→1年振り返り、来年度活動案、
以上の予定になっていますので、皆様もご都合がよろしければ顔を出して下さいね。