縦横夢人2011年秋号(No.4)2011年11月1日発行
~東北関東大震災被災障害者への募金活動&交流会~
木戸 功
6月11日(土)に阪急電鉄西宮北口駅周辺において地域交流イベントとして東北関東大震災で被災した障害者救援の募金活動と交流会を行いました。天候に恵まれて40,195円の募金が集まり東北関東大震災障害者救援本部に届けました。その後、駅近くの居酒屋で交流会を行いました。
募金活動日よりになりました
例年より早い梅雨入りで朝は雨が降っていましたが、午前中に雨が上がってさわやかな天気となりました。募金をする場所は屋根の付いた陸橋(連絡橋)ですので雨天決行でしたが、雨なら人手が少なくなるので、この日だけは天気予報が外れてくれて幸運でした。
募金のツールの募金箱・プラカードは募金活動の経験者の方の物を持参していただいて使用させていただきました。ポスターは兵庫頸損連絡会で購入した東北関東大震災障害者救援本部ポスターで、ちらしは今回の為に作って用意しました。
開始予定時刻前には人数が集まりましたので首から募金箱を下げたりプラカード・ポスターを持って募金のスタートです。
4月17日の兵庫頸損連絡会総会前に自立生活センター三田・NPO法人ぽしぶるの募金活動に参加した経験が役に立ちました。最初からフルパワーです。
間もなく参加者が揃いました。人数が増えてきたら一か所に固まっていてはもったいないのでショッピング・モールの入口でも募金を始めました。
各自で休憩をとりながらと思いながら長時間続けてしまってガイドヘルパーさんにとっては立ちっぱなしになってしまって配慮不足でした。
募金で大活躍のエレナさん
盲導犬(補助犬)のエレナさんも募金活動からの参加で募金活動に大いに活躍されました。
募金の打ち上げ≒交流会
交流会は14時30分から募金を行った場所から西宮北口駅を挟んだ反対側が会場です。
最近の都市部の駅前は1階がバス・タクシー乗り場で2階が屋根付きの歩道橋でショッピングモールやビルと繋がっています。改札前の雑踏を抜けて会場に到着です。
一仕事した後の一杯は最高でした。今までの交流会同様に机やいすをパズルのように置き換えてなんとか全員が収まってホッとしました。ただ例によって席の交替が難しく、トイレを使用する人が手前で(電源の必要な人はコンセントの近く)とかで席が決まってしまうのはなんとかしたかったのですが幹事としての力不足でした。
個人的な事柄
1 交流会の会場探しが大変だと痛感しました。ただこれに懲りず糧としたいです。
2 警察署は何処も不便な場所にあるようです。
3 駅前の複合施設に図書館や行政サービスが含まれてきていて便利になってきていますが、私の住む街は時代に逆行してるのが残念です。
4 某ライトノベルの舞台となった北口図書館には行けましたがコーヒー店には行けませんでした。
【参考:募金活動を行う場合の手続きを紹介します。】
・募金を行う場所の管轄の警察署の交通課に申請が必要です。交番は不可です。
・申請に必要な物
1.道路占用許可申請書(警察署で用紙をもらいます)2枚(1枚を記入してコピー)
2.募金を行う場所の地図2枚(住所番地が分かる程度の縮尺で場所に印を付けます)
3.募金を行う場所の詳細な地図2枚(募金場所が分かる拡大した縮尺で場所に印を付けます)
4.募金先が分かる書面2枚
5.配布するチラシがあればチラシ2枚
6.道路占用許可申請書の収入証紙2,000円(兵庫県警察協会-交通協会で購入できます)
・以上と申請書に募金団体の押印と申請者の押印が必要です(申請者は団体の代表者が望ましいです)
・申請した日の3日後以降に許可書を警察署に受け取って手続きが完了です。