行事報告 第3回ランチ交流会 「縦横夢人」2022年冬号(No.35)

「縦横夢人」2022年冬号(No.35)2022年3月7日発行

行事報告
第3回ランチ交流会

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    伊藤 靖幸

     2021年12月5日、12:30~13:30に第3回ランチ交流会がZOOMで開催されました。このランチ交流会は、コロナウイルスが流行っていて、外出がしにくいため、少しでも交流が出来るようにと始まりました。今回で3回目になります。

     そして、ランチ交流会の当日。12:00前に既に昼食を済ませていました。その理由は、司会を頼まれたからです。あまり、というか司会なんてほとんどしたことがありませんでした。ご飯を食べながら司会なんて失礼かなとか、無言になったら話を振らないといけないとか色々と考えていたら、“先に食べちゃえばいいじゃん”っとなりました。

     さて、12:30。いよいよランチ交流会開始。始まるまで、誰が参加されるのか、何人参加されるのか分からなかったので緊張していましたが、ほとんど知っている方たちで安心しました。とはいえ、全員年齢(多分)も頸損歴(多分)も、司会する僕より先輩です。最近の活動や体調、楽しみなど話を振って答えてもらいました。やはり皆さん、行動範囲は病院と買い物ぐらいしかないという方がほとんどでした。コロナの感染者数が減ってきているとはいえ、絶対にかからないわけではないですからね。全員がこの考えを持っているから外へは出にくいですよね。そのおかげか新型コロナウイルス感染者数が大分減ってきましたから皆さん、そろそろ活動し始めようとしていました。神奈川頸髄損傷者連絡会のIさんは絵画を再開しようかなとおっしゃっていましたし、兵庫頸髄損傷者連絡会のTさんも同じく絵画を再開しようかなとおっしゃっていました。

     ランチ交流会でも支部間交流会でもそうですが、良いところは相談しやすいっていうことがあります。障害ゆえの悩みはみんな同じです。こういう場だから相談できることがあります。障害ゆえの悩み、こういう場でないと相談できない悩みの内容は、便秘で便が出ない事。頸髄損傷は身体の動きももちろんですが、消化器系の動きも悪くなります。こうやって同じ障害ゆえの悩みを相談できることが、交流会の良いところではないでしょうか?


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