「縦横夢人」２０１９年夏号（No.25）
報告
平成31年度「キリン・地域のちから応援事業」
助成金贈呈式出席報告
助成金贈呈式出席報告
宮野 秀樹
去る5月9日(木)に神戸市中央区にあるキリンビール株式会社神戸支店にて行われた平成31年度キリン・地域のちから応援事業助成金贈呈式へ、三戸呂会長と私が出席しましたので報告します。
「キリン・地域のちから応援事業」は、公益財団法人キリン福祉財団が「地域における障害児・者、高齢者、子ども等の福祉向上に関わる、幅広いボランティア活動を実施する団体」に対して行っている助成事業であり、今年の11月2日(土)に当会が開催する人工呼吸器シンポジウム「人工呼吸器を使用して自由に生きるために－人工呼吸器ユーザーが求めること、支援者に求められること－」への助成を申請したところ、応援していただくことが決定しました。
今回、兵庫県で助成が決定したのは8つの事業。当日は、8団体全てが贈呈式に出席していました。贈呈式では、財団の活動内容や助成実績が紹介され、各団体への助成目録の贈呈のあと、各団体の活動状況報告が行われました。当会からは、10数年前より人工呼吸器ユーザーの自立生活が実現するための啓発に取り組んでいることを報告しました。社会全体を見ても、近年では地域で自立した生活を送る高位頸髄損傷や難病の人工呼吸器ユーザーが増え、生活に多くの課題を抱えながらも社会に自身の役割を見出し、心豊かな生活を目指そうと奮励努力していることを熱く伝えたところ、他の団体の方たちも熱心に耳を傾けてくださいました。他の団体の報告もどれもが熱いもので、地域に貢献している・しようとするさまが十二分に伝わってきました。
贈呈式に出席して、他の団体から大きく刺激を受けました。助成してくださったキリン福祉財団の期待以上の成果が出せるシンポジウムにしたいと思いますので、みなさん是非お越しください。
