「縦横夢人」2021年春号(No.32)2021年5月10日発行

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巻頭言
「新型コロナウイルス感染症に負けない!」

木戸 功

 春らしい暖かな日が増えて過ごしやすくなってきましたが皆さまお元気でしょうか。私は冬に痛めた喉の具合がようやく改善してきましたが、黄砂と花粉でジクジクしています。
 新型コロナウイルス感染症は変異型が兵庫県でも猛威を奮っていて、ワクチン接種の時期が不明なため、当分の間はひたすらマスクと手を使う人は手洗いを欠かさず自衛せざるを得ない状況が続いています。そういう事態にもかかわらずヘルパーの訪問先で、この場合は私の自宅ですが、最初に手洗いをしないヘルパーさんが何人かおられました。「なるほど」と腑に落ちました。感染者が増えて当然だと思いました。当然「手洗いしてください」と声かけしましたが、これほど行政やマスコミが注意喚起していても、手洗いを実践しない人が多いから感染者が増えて当然です。
 今年度の頸損連絡会の活動は、残念ながらリモート中心でせざるを得ません。外出できる機会もありませんが、在宅で楽しめることを見つけて元気にやり過ごして、来年こそ行きたい場所に出かけたいものです。

もくじ

編集後記

 今回の特集は「ベテラン(慢性期)頸損者の健康」をテーマに、受傷期間や年齢の経過に伴う身体状況の変化や対処法について取り上げました。受傷期間や年齢の異なる多くの方に執筆していただいて、充実した内容の特集になったのではないかと感じています。先輩頸損者の経験談や教訓は、これから生活していくうえで参考になる情報だと思います。自身の健康管理に活かしてもらえればと思います。また、2017年より約4年間続いたRoadtoparalympicのリレー連載は今回が最後でした。次号で総括を行う予定です。(Y.T)


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