「縦横夢人」2019年冬号(No.23)2019年4月8日発行
時のまち!海峡のまち!食のまち!
明石(あかし)
JR・山陽電鉄「明石駅」周辺
バリアフリー調査報告
PDF 特集「JR明石駅周辺バリアフリー調査」(特集全ページ)
天文台エリア
明石市立天文科学館
調査員・米田進一
子午線の街で知られる明石市の代表的な施設といえば「明石市立天文科学館」(以下、天文科学館)が有名です。東経135度の子午線上に位置し、来場者も多いです。今回はその魅力をお伝えしたいと思います。
山陽人丸前駅を降りると、北側の高台に時計台が見えます。天文科学館の象徴ともいえるこの時計台は、昭和35年6月10日の「時の記念日」に竣工して以来、今も尚時を刻み続けています。
入館するとご当地戦隊「シゴセンジャー」が出迎えてくれました。受付で入館料を払い、調査開始。因みに私の電動車いす(以下、電動)のサイズは全長145㎝、幅65㎝、重量270㎏あり、大型の電動です。まず1Fのロビーを視察。ミュージアムショップになっていてオリジナルグッズを販売しています。トイレは受付の裏側にあり少し下りの傾斜になっていて、私の電動でも入る事が出来ました。エレベーターですが、1基のみで1階から4階と13階、14階にしか止まりません。5階から12階と15階から16階は階段でしか上り下りが出来ない様です。エレベーターのサイズは間口86㎝、奥行き150㎝、幅140㎝で私の電動でも余裕がありました。
2階に上がると天文ホールでの展示物や、プラネタリウムの投影会を楽しむ事が出来ます。天文科学館を中心とした星空を投影し、50分間の生解説付きで鑑賞出来ます。
3階では世界の時刻や天文ギャラリー、隕石等が展示してありました。どれも珍しい物ばかりで、子供から大人まで十分に楽しめると思います。
4階はエレベーターの向かいに車いす専用リフトが設置されていて、職員を呼び中2階まで上げて貰います。リフトのサイズは奥行き140㎝、幅65㎝、耐荷重量220㎏となっており、私の電動がギリギリ入る事の出来る広さです。なんとか乗る事は出来ましたが、昇降が遅いので重量オーバーで壊れるんじゃないかと不安になりました。
4階中2階のフロアから日時計広場に出ると、景色もよく明石海峡を一望する事が出来ます。そこでは自分の影の角度で時刻を知る事が出来、人間日時計という貴重な経験をする事が出来ました。東経135度を表す「トンボの標識」もこの広場から観る事が出来ます。
再びエレベーターに乗り、次は14階へ。降りると展望室になっており、360度景色を見渡す事が出来ます。東経135度の位置で記念撮影。
ちなみに13階も展望室になっていますが、通路が狭く仕切りもある為、私の電動では通る事が出来ませんでした。
今回私の電動で行けた所はここまでになります。1階から4階、13階、14階と調査しましたが、トイレはいずれにも設置されており、13階だけが少し狭く感じました。その他は私の電動でも入れる広さがありました。
数十年ぶりに訪れましたが、子供に戻った様な気持ちになり、非常に楽しめました。時間も忘れ色々と魅入ってしまい、有意義な時を刻む事が出来ました。また機会があれば行きたいと思います。
☆概要
明石市立天文科学館
営業時間:9時30分~17時(入館は16時まで)
入館料:一般700円
(障害者割引で介助者1名まで半額)
駐車場:2時間まで200円(1時間毎に100円)
フロアマップ
明石市立天文科学館フロアマップ