「縦横夢人」2019年冬号(No.23)2019年4月8日発行

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巻頭言「年の初めに」


 2019年が明けました。新年おめでとうございます。
 ところで皆さん初詣には行かれましたか?初詣と言えば神社で引くおみくじがあります。どうしても昨年と比べてしまうおみくじの運勢ですが、皆さんにとって運勢はいかがでしたか?吉や凶を引かれても自分の運勢であり、悪い日が来るのを待つのではなく、人生果敢に前進すれば運勢も好転します。
 そしてまた、今年はどんな年にしたいか目標などを決められたことでしょう。もちろん私も決めました。私事ですが、“傷を作らない”を大目標にして体のケアに努めることとしました。健康であれば何でも挑戦できます。無理のない生活を送れば多くの皆さんに迷惑や心配をかけることもないと思います。しかし、無理をしないことが生活の後退になってはいけません。今年の干支は猪です。「猪突猛進」という言葉がありますが、ブレーキをかけつつ前進することを心掛けて今年を乗り切りたいと思います。
 さて、兵庫頸損連絡会も会員の皆さん、そして我々の活動にご理解、ご支援、ご協力して頂く多くの皆さんのお蔭で会活動を活発に実行してきました。しかし、重度の障害を持つ頸損者の生活が求めているものとはまだ違うとことが多々あります。
 日常生活が安心して送れているか?制度に謳われているサービスが不満なく提供されているか?など、今一度検証する必要があります。
 今年は一大イベントも計画しています。皆さんと一丸となってイベントを成功させましょう。
 最後になりましたが、会員の皆さん、ご家族の皆さん、ご協力していてだく皆さんのご健康とご多幸を、そして兵庫頸損連絡会の更なる発展をお祈りいたします。

三戸呂 克美


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