PDF 「縦横夢人」2020年冬号(No.27)2020年2月17日発行(全ページ)
巻頭言 新年のご挨拶
三戸呂 克美
皆様 新年おめでとうございます。お正月いかが過ごされたでしょうか。今年は気候も温暖で(西日本だけかも)お正月らしくない日が続きました。元日は穏やかで寒さも感じず新年を迎えました。
さて、令和2年となり今年から本当の令和の時代になります。まず、東京五輪があります。もちろんパラリンピックで活躍される人もいます。選手として選ばれた人には頑張っていただきたいが、大いに楽しんでもいただきたい。
お正月の行事は私個人としては、家の近くの神社に初詣をします。今年は元日にお参りすることが出来ました。初詣と言えば「おみくじ」ですよね。皆さんはおみくじを引かれますか。年の初めからこんな話はしたくないのですが、皆さんのご意見もあろうかと思いますのでお話しします。それは「おみくじ」についてです。
私の関係している事業所では毎年お正月に神社にお参りします。一昨年、昨年と同じ神社にお参りしました。その時、おみくじが「大吉(だいきち)」を引き当てた人が褥瘡になっている、ちょっと気味悪い現実が続いているのです。決してその神社が…というわけではありませんが、今年はその神社ではなく別の神社にお参りしました。さて、どんな結果になるのでしょう。
また、お正月と言えば年賀状です。近頃は年賀状を出される人が減り、郵便局も大ピンチになっているとのこと。一昔前は年賀状が売り切れて無い、という状況がありましたが嘘のようです。少なくなったとは言え、今でも1年に1回の近況報告ができる年賀状を私は好きです。私のように年を取るにつれて少なくなる知人、友人は自然の成り行きですが、その情報すら入らなくなる、と思うとなんだか寂しい気がします。
年の初めから暗い話になりましたが、兵庫頸損連絡会は今年も皆さんと共に元気で過ごせるように、また自分を見つめ各々の人生の目標に向かって進んでいきたいと思います。
末筆ながら、会員の皆様、ご支援、ご協力いただく皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
もくじ
- 特集『ロードマップ:病院編-入院から退院するまでに準備するべきこと-』
(橘、米田、土田、島本卓、𠮷田) - 活動報告「人工呼吸器シンポジウム」
- 会員報告「人工呼吸器使用者の温泉旅行報告」(井上歩)
- 行事報告「定例会」(米田進一)
- 行事報告「忘年会」(伊藤靖幸)
- 連載「恋旅:重度障害を持つ女性の妊娠、出産、育児について」(竹村美紀子)
- 連載「Road to Paralympic」 (坂上正司)
- 会員報告「市庁舎コンサート」(伊藤靖幸)
※今号では連載「糖尿病」は休載します。
編集後記
今まで機関紙の校正作業を担当していましたが、今号から編集にも携わるようになりました。Wordの使い方は以前に習っていましたが、普段から使っていないと忘れてしまうもので、もう一度勉強し直さないといけないなと痛感しています。
特集では「ロードマップー病院編」というテーマで執筆してもらいました。各著者の思いが詰まった読み応えのある内容になっています。もしも受傷したばかりで戸惑いの中にいる方に今回の特集が少しでも参考になることができれば幸いです。(Y.T)